花の町庄内町産のダリア
4月より庄内なんでも屋では花の販売を開始し、
庄内町産のダリアを6月まで期間限定で販売しています。
既に多くの方からご注文があり、
ご注文いただいた皆様からご好評の声を届けていただいています。
庄内町は花の町というのをご存じですか?
トルコギキョウとストック、菊などの花の生産が盛んで、
県内外から高い評価を得ています。
駅前や商店街ではチューリップなどが植えられ
街中で花を見ることができます。
5月の投稿では花農家の髙橋さんのダリアについて取材しました。
実は庄内町でダリアを生産しているのは髙橋さんを含め3人しかいません。
実は庄内町のダリアを通販サイトに掲載出来るのは大変貴重なことなのです。
ダリアについて
ダリアは何万と種類があるのだそう。
ダリアは種類によって花の色が異なり、茎の太さや柔らかさも異なります。
髙橋さんは現在ビニールハウス2棟で計8種類のダリアを生産しています。
純愛の君、ミッチャン、かまくら、幸せの花嫁、黒蝶、マルコムズホワイト、
ポートライトペアビューティ、アジタートの8種類で
おまかせ20本の中にはその時に一番良い生育状態の種類を見繕っていただいています。
ダリアの種類を聞くだけでも素敵な名前が多くロマンチックですよね。
ここ庄内町には種苗センターがあり、
そこで育てられた苗を高橋さんが栽培し花を咲かせ出荷しています。
ダリアに限らず植物は土づくりが一番重要。
花が咲くまでおおよそ60日かかるのですがその花が綺麗に咲くまでがとても大変。
ダリアは次々と芽が出てくるので芽欠きと葉欠きが欠かせません。
1本の苗から4本の茎を成長させ、栄養を行き届かせるためにそれ以外の芽は芽欠きします。
また、葉も次々と生えてくるのでこちらも花に栄養を行き届かせるため葉欠きが必要です。
髙橋さんのハウスでは1棟で約500~600の苗を植えるので
芽欠き・葉欠きの作業も容易ではありません。
この大変な作業のおかげで全体に栄養が行き渡って
活き活きとした花が咲き、私たちを楽しませてくれるのです。
なかなか花の根元を見る機会が少ないと思いますが
太さがあり人の背程伸びる茎をしっかりと支えています。
収穫を行うと切った部分からまた芽が生えてきます。
その芽を同じように葉欠きをして花が咲くまでに成長させ、
1つの苗から3回程花を収穫することが可能です。
発送の工夫
発送用のダリアは箱に入れることや一般のお客様への販売を考慮し
大きいもので70cmの切花の規格で出荷していただいています。
ダリアやストックを庄内なんでも屋や庄内町ふるさと納税で注文いただくと
専用のイラスト入りの箱で発送いたします。
発送用の箱はなんと髙橋さんの娘さんがデザインを手掛けています!
リボンのイラストと「from shonai」の心がこもったメッセージに
側面にはダリアのイラストも描かれています。
箱にもお客様への感謝の思いが詰まっているのです。
箱が違うだけでも受け取る時にとても温かい気持ちになれますよね。
写真は全体が写るよう横になっていますが配送は箱を縦にして立てた状態で行います。
花を固定して茎を水につけた状態で出荷し、花の扱いをまとめた用紙を付けているので
ダリアの扱いが不安な方でも安心してご注文いただければと思います。
ダリアを長持ちさせる秘訣も髙橋さんから教えていただいたきましたよ。
長持ちさせる秘訣
ダリアは長持ちしないイメージを持っている方も多いのですが
しっかりと手入れをすると意外と長持ちするお花です。
よく切れるハサミで横にスパッと切って水揚げをさせるのが重要。
茎がつぶれてしまうとつぶれてしまうとそこから水が吸えなくなってしまうので
よく切れるハサミで切ってあげてください。
葉を取った方が花に栄養が行きやすくなります。
そして悪くなった花びらはカットして取り除いてあげましょう。
花に霧吹きで水をかけてあげるとさらに活き活きとします。
ダリアを通販サイトに掲載するまで
実は昨年市場でダリアの価格が大幅に落ちてしまい生産者が苦しい状況にありました。
同時期に緊急事態宣言が発出され祝いの場が減ったことなどから花の需要も落ちてしまいました。
そこで髙橋さんは自らSNSを通して情報発信・交流を行い、
中でも兵庫の花屋さんとの繋がりから多くの個人のお客様とも繋がれたそう。
昨年日本中の生活が一変した中、庄内なんでも屋楽天市場店と庄内町ふるさと納税で
髙橋さんのダリアの取り扱いを開始したところ多くのご注文をいただきました。
多くの需要があること、庄内なんでも屋で多くのお客様が買い物をしてくれたこと、
なによりもダリアの花をきっかけに全国各地と庄内が繋がれたことに大変喜びを感じています。
今年は庄内なんでも屋限定で期間限定の販売となっています。
秋にもダリアの出荷を予定しているので春とはまた違った楽しみ方で
庄内産のダリアを楽しめると思います。
庄内なんでも屋は県内外の皆様に庄内平野の豊かな恵みが育んだ食と文化をお届けしてまいります。
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ECサイト担当 S