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フランス伝統菓子×酒粕の新感覚「ウィークエンド」

2月よりなんでもバザールあっでば限定商品「ウィークエンド」が発売になりました。

ウィークエンドはフランスの伝統的な洋菓子で、「ケーク・オ・シトロン」とも呼ばれ、

レモンや柑橘を加えて作るバターケーキを指します。

レモンアイシングでバターケーキをコーティングし、果汁や皮を使用した爽やかな風味が特徴です。

パウンドケーキのようなしっかりとした生地で食べ応えがあります。

「ウィークエンド」という名前には週末に大切な人と一緒に食べるお菓子という意味が込められています。

今月は新商品の庄内町のウィークエンドをご紹介します。

 

庄内町ならではのウィークエンド

新発売のウィークエンドはプレーンと酒粕の2種類。

酒粕を使った洋菓子はなかなか珍しいですよね。

このウィークエンドには庄内町ならではのこだわりがたくさん詰まっています。

 

庄内町産の原料を多く使用し、町内の障がい者施設『ひまわり園』で製造、なんでもバザールあっでばにて販売しています。

プレーンには庄内町産のスペシャルコシヒカリの米粉、庄内町の鈴木養鶏所の鶏卵を使用。

酒粕ウィークエンドにはプレーンと同じく庄内町産の米粉と鶏卵を使用し、

さらに庄内町の酒蔵『鯉川酒造』と『やまと桜』の酒粕、

庄内町の『はらぺこファーム』で加工した「あったまっ茶」の柑橘ジャムを使用しています。

ウィークエンドが出来るまで

あっでばのスタッフで一店逸品研究会のメンバーでもある鈴木碧さんが

「一店逸品で何か庄内町の特産品となっていくものが作れないか」と思ったのが、

庄内町のウィークエンドが誕生した最初のきっかけです。

 

庄内町は山形県内有数の米どころで、つや姫や雪若丸の祖先である亀ノ尾が誕生した土地です。

鈴木さんはこの米を生かした酒(酒粕)で何か特産品が作れないかと考え、

“常温で販売出来るものがお土産に買いやすい”という産直スタッフならではの視点から焼菓子に着目しました。

そこでクッキーやプリンなど洋菓子を作っている町内の障がい者施設『ひまわり園』に声をかけ、

ひまわり園からウィークエンドというお菓子があると提案してもらい共同での商品開発が始まりました。

 

商品開発を始めたのが10月でそこからレシピ考案を重ねひまわり園で試作を行い、

あっでばスタッフで試食をし、そこでの意見を元に改良を行いました。

 

さらに、月に1回行われる一店逸品研究会で庄内町の商店の方々にも試食をしてもらった際に、

「お酒が飲めない人にも食べれるようにしてほしい」との声がありプレーンの製造も開始。

数回の作り直しを経て12月にようやく商品としての形が完成しました。

酒粕は風味が強いため菓子製造では砂糖が負けてしまう事もあり、酒粕の分量(割合)に一番苦労しました。

酒粕の分量を多くするとしっとりとする分、日持ちがしないという難しさがあります。

試行錯誤の末、砂糖やバターの甘みと柑橘の酸味が、酒粕の独特の風味と喧嘩しないような絶妙な配分になっています。

この配分のおかげで製造から30日という日持ちが実現しました。

 

2月はじめに発売開始して以来予想を上回る反響があり、

現在の1個売りに加え、これからはホールでの販売も予定しています。

 

一店逸品について

 

庄内町一店逸品研究会は現在、庄内町の個店15店が参加しています。

月1回お店同士が集まってアイデアや意見を出し合って商品磨きを行っています。

様々な業種の店舗が参加している為それぞれの目線での声を聞けるので、

お客様目線に近い意見と作り手としての意見のどちらもを聞くことが出来るのがこの一店逸品研究会なのです。

15店舗全てのお店にそれぞれ愛情のこもった逸品がありますが、

その中でも1年をかけて磨き上げ、こだわりぬいた一品が「一店逸品」です。

なんでもバザールあっでばもその中の1店舗で、

あっでばがこの1年間こだわって作り上げた一品がこの「ウィークエンド」なんです。

 

先日通販でも復活した「庄内町のほしがきさん」に続いて、

庄内町を代表するお菓子のひとつになること間違いなしの今イチオシのスイーツです。

酒粕と洋菓子の意外な組み合わせの甘酸っぱい新感覚スイーツ「酒粕ウィークエンド」をぜひ一度ご賞味ください。

 

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ECサイト担当 S

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