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楯の川酒造の蔵見学に行ってきました!

今回はECサイト担当が以前からプライベートでも行きたいと思っていた、

酒田市にある楯の川酒造の「蔵見学」に行ってきました!

 

楯の川酒造

楯の川酒造は、JR余目駅前の庄内なんでも屋実店舗「なんでもバザールあっでば」から、

車で15分ほどの場所にがあります。

米どころ庄内の酒蔵として「楯野川」の日本酒が有名ですが、その歴史は長く創業は1832年。

創業より190年の歴史を持っています。

現在では女性人気の高い子宝リキュールも作っていて、県内外でも知名度の高さを誇っています。

今回参加した蔵見学では申し込めば誰でも見学可能!

普段入ることの出来ない酒蔵の中に入ることが出来るので観光の方にもおすすめ。

丁度蔵見学に行った日はリキュールも仕込んでいたので、

柚子の香りも感じることが出来ました。

 

 

酒蔵に入ると担当の方がお米の品種から酒づくりの行程を細かく説明してくれるので、

日本酒初心者が聞いてもとてもわかりやすい!

純米酒と大吟醸の違いなどは日本酒を飲む人でないと違いがわからない方も多いのではないでしょうか。

実際に私もわからなかったので、お酒の知識がゼロでも楽しむことが出来ます。

酒米を精米し水に浸す作業や酒粕をはがす作業など、

実際に酒づくりを行っている工程を間近で見る事が出来ます。

 

洗米と浸水は1秒単位で管理され職人さんは常にタイマーで秒数を確認しながらの作業。

秒単位のずれがあると後々、味の違いに表れるのだとか。

使用しているのは水道水ですが、これは楯の川酒造の酒蔵がある場所が

良い水がある土地だからこそ水道水を使用しているんです。

庄内では良い水を求めて酒蔵が建つと言われ、

酒蔵がある場所では良い水が出ているという証でもあるのです。

純米酒は米と水だけで作られるので自然の豊かさは酒造りには欠かせない条件です。

 

麹室も含め蔵の中は全て発酵に合わせて温度管理され、

日本酒が入ったタンクなども見ることが出来ます。

その中ではお米が発酵していて甘い香りも感じることが出来ました。

発酵中のタンクが並ぶ貯蔵庫でも発酵の段階で全然香りが違って、

その香りの種類の違いや香りの強さの違いも感じることが出来ます。

普段食べているお米と酒造好適米の違いや水とお米から出来る純米酒の説明、

精米歩合の違いによる味わいの違いなどを聞いていると日本酒は奥深いのだと関心が深まります。

 

特徴

一般的に精米歩合50%以下の日本酒を大吟醸と呼びますが、

楯の川酒造では精米歩合33%、18%など他の酒蔵に比べて精米歩合が低い(削る部分が多い)お酒が多いのも特徴的。

中でも特徴的なのが精米歩合1%のお米で作る純米大吟醸。

精米歩合1%とは米粒の99%を削って残り1%のみを使用しているということ。

この精米歩合1%のお米も見せてもらえて、

芯の部分なので粒は白みが強く周りから削るのでまん丸。

1mmほどのとても小さな粒なのでこの1%のお米からお酒を醸造するのも相当な技術が求められます。

 

 

楯の川酒造では1番高い日本酒は20万円を超えるとのことで、

一番高い日本酒「光明」(写真中央)が山田錦使用の精米歩合1%のお酒です。

いつか味わってみたいですね。

精米歩合が低いお酒は精米歩合50%のお酒とは別に仕込みが行われ、

発酵を行うタンクから仕込み蔵まで違い、特別なお酒という感じがします。

 

 

この記事のトップにある写真も実は仕込蔵の中の写真で、映えますよね!

まるでワインが眠っているかのようなモダンな仕込蔵で、

木の香りを楽しむことが出来て酒蔵とは思えないお洒落な空間でした。

酒蔵の中も綺麗でどこか工場のような雰囲気もありました。

20代~30代の若い職人さんが多いのがとても印象的で、

県外から酒造りをするために移住する職人さんもいて、女性の職人さんもいるのだとか。

庄内でも特に若い人が多く働いている酒蔵で、現代的な感性が入っているのは商品にも表れています。

 

蔵見学の後には試飲も!

 

 

純米大吟醸の主流と清流、

さらに蔵見学に行った人しか飲めない搾りたても試飲させていただきました。

搾りたては美味しそうと思って口に入れるとこれがちょっと苦味がある!

口当たりもスッと入って行かずに飲み込んでも口に残る感じがありました。

冷やすと飲みやすいですが、常温だとより香りを楽しむことが出来るんです。

管理する温度や飲むタイミングによっても風味が変わるのも日本酒ならでは。

 

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2023年は山形県産酒をもっともっと皆様に楽しんでいただけるよう注力していきます。

 

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