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【作ってみた】庄内の春の味、笹巻づくりを体験!

庄内なんでも屋ブログをご覧いただきありがとうございます。

EGサイト担当Sの育休復帰後、久々に取材ということで会社を飛び出し庄内町内に出向き、

今回はJAあまるめ(余目町農業協同組合)女性部の笹巻作り講習会に参加してきました!

JAあまるめでは小学生向けの笹巻作り教室も行われ、笹巻文化の継承にも力を入れています。

 

まず、笹巻とは?

笹巻

 

山形県庄内地方の春を代表する味覚で、笹の葉でもち米を巻いて煮た伝統食品です。

じっくり煮ているので笹の葉の香りがもち米にうつり、ふわっと香る笹のさわやかな香りが楽しめます。

笹を剥いて黒蜜と青きな粉をかけてスイーツとして味わいます。

笹巻は白と黄色の2種類あり、白はもち米の粒感ともっちりとした食感が楽しめ、

黄色は灰汁で長時間煮ることでぷるぷる食感となり、白よりもスイーツ感があります。

もち米に灰汁をまぶしたり煮る時間が長かったりと、実は白に比べ黄色は少し手間がかかっているんです。

庄内地方の中でも白の笹巻を好む地域と黄色の笹巻を好む地域に分かれるのもまた面白い文化。

この笹巻はすべて手作業で巻いているため、ここ数年は巻き手(作り手)が減っている現状があります。

 

JAあまるめの笹巻はもち米「でわのもち」100%使用。

 

 

JAあまるめで栽培されているもち米「でわのもち」が生誕60周年を迎えるとのことで、

庄内なんでも屋と何かコラボレーションが出来たらとお誘いいただいたのがきっかけで笹巻作り講習会への参加が実現!

ECサイト担当Sも小さいころから笹巻を食べてはいるものの作るのは初めてなのでドキドキ!

 

今回は白い笹巻づくり。

伺ったレシピはこちら↓

1.作成する前日、夕方にもち米を研ぎ一晩水に浸す。

2.水に浸したもち米を水切りする。黄色い笹巻の場合、巻く直前に重曹を十分まぶす。

3.作成する当日、乾燥した笹の葉を熱湯に入れ、開いてきたら冷たい水で洗う。

4.笹の葉の根元を切る。笹の葉を2枚ずらして三角に形作る。

5.笹の葉を円錐形にしておちょこ(2.5勺もしくは3勺)1杯のもち米を入れ、

三角に形作った笹の葉からもち米が出ないように形を整える。

6.ずれないようにい草でしっかりと結ぶ。5個ずつまとめ、い草の長い部分を結んでおく。

7.10個出来上がったら、水の中に笹巻を入れ沸騰するまで煮る。

沸騰し始めてから3時間~3時間半煮続けていく。黄色い笹巻の場合、4時間煮る。

8.火を止めて人肌になるまで冷ます。

9.水切りをする。

10.きな粉と黒蜜をまぶして食べる。

 

いざ!笹巻作ってみた!

JAあまるめ女性部さんでもち米と笹の葉の下準備(レシピ1~3の手順)を行ってくれたので、

今回は笹の葉の表裏を見極めることからスタート。

表は濃い緑色でつるつるとした手触り、

裏は筋があり表よりやや白みがかっていて軸がぷっくりとしていて触ると違いがよく分かります。

巻きあがりに笹の葉の表面が外側になるように裏面を上にしておきます。

 

 

笹巻1個につき笹の葉を2枚使い、2枚の葉先を合わせて根元は広げるように重ねます。

笹の葉の茎に近い部分は軸があり固く巻きにくいのと、巻いたときにはみ出てしまうのでハサミで切ります。

 

両端から笹の葉の3分の1ほどの場所に両手の親指を置き、上からはさむイメージで葉を掴み、

手前に向かって親指同士を近づけるように裏返すと両端が内側に入り円錐形が出来ます。

この時出来る円錐形が笹巻の三角形となります!

葉が重なる部分を右親指で挟み円錐の開いている方が上になるように持ち、おちょこ1杯分のもち米を入れます。

 

 

もち米を入れるのも多いと溢れ、少ないと笹巻が薄くなってしまうので加減が必要。

円錐を親指の腹で押して厚みを均し、葉の隙間からもち米がこぼれないようにぎゅっと締めます。

三角形にふたをするような感じで葉を手前にたたむようにして閉じます。

最初に葉の根本を切ってないと閉じたときに葉がはみ出てしまうので巻く前のひと手間がここに活きてきます。

葉先が多く余る場合は入れこんだり、折ったりして揃えます。

 

ここですげのひも(い草)の登場!

 

笹巻にひもを当て、片側を10cm程度残し、笹巻とひもを挟むように親指で笹巻の中心を押さえます。

長い方の端を後ろに持っていきわっかを作ります。

わっかの中に手を入れねじり、笹巻にくぐらせたら両端を引っ張り締めます。

結ぶところの写真を載せたかったのですが真剣になりすぎて写真を撮っていませんでした(泣)

手前で蝶結びをし、ようやく1個完成!

1個巻きあげるのにすごく集中力が必要で、最初の1個にかかった時間は体感で30分ほど…!

数をこなすにつれて上達するかと思いきや、力を入れすぎてすげのひもが切れたり、

ゆるくなってもち米が漏れたりと力加減が難しく大苦戦。

女性部の参加者さんもワイワイやっていたはずが参加者みんな集中して、

気づくとシーンとしている中でみんなもくもくと笹巻を巻いていました。

ワイワイしている時に「何回も参加しているけどいつも1年ぶりだから毎年1年生なんだ~」と

笑いながら話してくれて、1年のうち春だけの仕事なことも習得が難しい要因かなと身に染みて感じました。

 

巻き終わったらすげのひもで5個ずつひとまとめにし、

大きい鍋で沸騰しないくらいのお湯で3時間ほどじっくり煮て(黄色は4時間)、冷ますのも常温でじっくり冷まします。

 

 

水切りをして乾いたらやっと完成!

講習会では巻くのからお湯から出すまででも約半日かかったので、本当に手間も時間もかかると再認識しました。

講習会に参加した当日は普段使わない筋肉を使い上半身がバキバキに固まったようで、

疲れたのかいつも以上にぐっすり眠ることが出来ました!笑

 

ある程度乾かして置いておき翌日きな粉と砂糖で食べてみるともちもちで美味しい~!

 

でもやっぱりプロが作る笹巻と比べるともち米が少なく、薄くぺとっとしている感じがしました。

プロの笹巻は笹を開いた時からぎゅっと詰まっていてもっちり食感。

 

 

力加減の難しさを知ってからプロの笹巻を見ると「あっぱれ!」と声を出したくなるほど感動してしまいます。

毎年手作業で笹巻を作ってくれる地域のお母さん達に感謝の気持ちでいっぱいです。

笹巻を絶やさない為にも全国の方へ庄内の笹巻文化を知ってもらえますように。

 

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