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庄内だけの特別栽培米「でわのもち」を100%使用した杵つきもち

あまるめ丸もち

11月の記事はおもちについてです。

今年も残すところあと1か月程になりました。

年末が近くなり気温も下がり、だんだん寒くなってくると

おもちを食べたいと思う日が増えてきませんか?

庄内風に添津産いものくき(いもがら)を入れたお雑煮にして、

そのまま焼いてお醤油やあんこをのせて、

青きなこやずんだとからめてもおいしいですね。

年末年始の家族団らんにおもちはかかせません。

 

庄内の餅といえばよく伸びるおいしい おもちと感じる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は余目町農業協同組合の特別栽培もち米でわのもちで作られた

杵つきもちをピックアップして投稿します。

庄内町の余目町農業協同組合(JAあまるめ)では冬だけでなく1年中

おもちを製造しているので食べたいときに手に入れることができます。

しかしおもちは冬のイメージがあるようで、

余目町農業協同組合のもち加工所では年の約7割のおもちを

11月・12月で製造しているそうです。関東のデパートにも出荷しているので、

このブログを読んでいただいている皆様の意外と近くでお目にかかっているかもしれませんね。

庄内では「あまるめのおもち」として親しまれています。

また、特産品市場庄内なんでも屋でも取り扱っているので

全国で故郷のおもちを食べることができます。

 

あまるめのおもちの3つの特徴

余目町の農業協同組合では特別栽培米「でわのもち」を杵つきで仕上げています。

一つ目の特徴であるでわのもち

全国でも山形県の庄内平野でしか栽培されていない希少なもち米です。

その希少なもち米を加工しておもちにすることで付加価値がつきます。

さらに余目町農業協同組合が契約している生産者のもち米のみを使用しているので

庄内町産でわのもち100%使用となっています。

二つ目の特徴である特別栽培米とは

化学合成農薬と化学肥料の両方を山形県の栽培基準より半分以上

減らして育てられたものになります。

化学肥料を減らし有機質肥料を使用する安心・安全のこだわりによって

特別栽培米の認証を受けているのです。

土づくり・苗づくりからこだわり、より安全でおいしいお米を届けたいという思いが込められた

特別栽培米からおもちが作られているのです。

三つ目の特徴である「杵つき」で仕上げることで、

コシ・歯ごたえ・ねばり・のどごしすべてが抜群になります。

よく伸びるのにコシがあり、歯ごたえが良く食べ応えがあるのは杵つきで仕上げられているからです。

調理によるくずれが起きにくい為、幅広い料理でおもちの美味しさが楽しめます。

 

 

庄内のおもち文化

山形県の内陸や東北地方など東日本の多くでは切り餅が主流となっている中、

庄内地方では丸餅が多く食べられています。

これには酒田・鶴岡での北前船の影響が大きく、

北前船の交易により京文化が持ち込まれたという背景があり、

庄内は今日まで丸餅文化が受け継がれています。

丸餅でもわかるように、海に面し、関西の文化を取り入れた歴史があることから

庄内平野は東北・山形県の中でも独特の文化を育んでいます。

現在も地域性の違いが色濃く残っている為、内陸地方と庄内地方とでは

言葉や食文化の違いがはっきりと目に見えます。

 

おもち料理に代表されるのが「お雑煮」ですね。

雑煮の具材にも地域性の違いが見て取れます。

庄内地方では醤油ベースのスープにわらび・こんにゃく・厚揚げ・鶏肉や豚肉が

メインのお雑煮が一般的です。庄内地方とひとくくりにしても、

市町村など地域によって味や具材が異なり、

さらに家庭によってもことなるので一言で「お雑煮」と言ってもその姿は多種多様。

もだし」や「いもがら」を入れる家庭も多く、県外の方には馴染みのない食品かもしれませんね。

ナラタケと呼ばれるきのこを庄内ではもだしと呼びます。

いもがらはからとり芋やずいき芋の茎を干した食品で庄内では「いものくき」と親しまれています。

山形県庄内地方特有の行事大黒様のお歳夜(12月9日)では、

豆料理と大根料理を食べてその年の収穫を感謝し子孫繁栄を願うのですが、

豆料理のひとつ「納豆汁」の具材にもなります。

お雑煮に岩のりを入れるのも庄内地方の雑煮の特徴です。

また、山形県では「納豆もち」とよばれる大粒の納豆としょうゆで味付けしたお餅も食べられてます。

 

 

選べるおもち

余目町農業協同組合のおもちは丸餅・切り餅ともに500gと1kgのラインナップで

個包装も対応しているので近所の方やイベントで配るのにも適しています。

個包装の方が多少賞味期限が長くなっているので長期保管におすすめします。

お供え餅と鏡餅も準備しています。記事の最後に商品ページがあるのでぜひご覧ください。

庄内なんでも屋では、同じく庄内町の梅木餅加工所の紅白餅もお取り扱いしております。

今年はコロナ禍の影響で、もちつき大会や地域行事を開催することができず

せめて紅白餅を配りたいという方が多く人気商品となっており、大口注文が増えています。

お客様のご要望で、御祝い事やイベントに配るのにもってこいのイベント用紅白餅も販売しております。

おもちは自分で食べるだけではなく時代と共に贈答用としても変化してきていますね。

草もち、とちもち、玄米もちと種類も豊富にありますので食べ比べも楽しいですよ。

 

 

今年は新型コロナウィルスの影響で地元への帰省をあきらめる方も多い中ですが

やはり年末年始や年越しは故郷の食べ物でなつかしさを感じたいですよね。

地元の方から遠方へのお歳暮として贈り物に、離れて暮らす家族・親戚への贈り物に

あまるめのおもちは喜ばれること間違いなしです。

でわのもちから作られたおもちを雑煮の具材とセットにして、

全国的にも珍しい青きな粉とセットにして、

庄内町のハナブサ醤油の焼きもちしょうゆとセットにして、

様々な送り方でぜひ庄内地方の味覚を味わっていただき、

コロナ禍が落ち着いたら電車や飛行機で山形県庄内町にぜひ来ていただきたいです。

 

庄内なんでも屋は県内外の皆様に庄内平野の豊かな恵みが育んだ食と文化をお届けしてまいります。

Twitter、Facebookにてほぼ毎日特産品市場庄内なんでも屋と

産直施設なんでもバザールあっでばの情報を更新しています。

こちらもぜひフォローして旬の情報を見ていただければ嬉しく思います。

 

山形県庄内地方の食と文化をこれからも発信していきます。

ECサイト担当 S

 

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